■ほころぶ家族の絆

 田中京子は結婚を目前に控え、憂鬱(ゆううつ)だった。農家の一人娘として何不自由なく育ち、都内でOLになった京子は、同じ地方出身者の同僚、鈴木一郎と出会い、2年越しの交際を経て晴れて秋に結婚の運びとなった。京子は育ててくれた両親を安心させたいとばかりに、国会で成立したばかりの選択的夫婦別姓の利用を思いたち一郎もいったんは快諾した。ところが話が具体的になるにつれて2人は、生まれてくる子供の姓をどちらにするか、をめぐってもめるようになったのだ。

 「家名を残すには、子供の姓は田中にしたいと、私の両親が願っているの」

「僕の両親は、そもそも別姓に反対だったんだ。親子別姓はおかしいだろ。僕だけが鈴木で、君と子供たちはみな田中?。子供から、『どうしてお父さんだけ姓が違うの』といわれる僕の気持ちを考えてくれよ」

 将来生まれる子供の姓をどちらにするか。実は選択的夫婦別姓では結婚前に決めなければならない。子供の姓が鈴木なら結局、田中の家は絶えてしまう。親戚(しんせき)を交えた協議を何度も重ねたが両家は互いに譲らず、険悪で重苦しい空気が流れた。はじめは「貴方の選んだ人だから…」といっていた両親も今や「あんな人」呼ばわりだ。「こんなはずではなかった」。京子も祝福に包まれた結婚生活に正直、自信が持てずにいる。

 《選択的夫婦別姓法案の最大の問題点。それは、夫婦別姓が親子別姓だということだ。何人子供がいても子供の姓は皆どちらかひとつに統一される。いったん決めてしまえば、後で後悔しても同姓に戻すことは許されない》

                 ◆◇◆

 佐藤りえは中学2年生。両親が別姓を選択した。両親はりえに「『姓』が違うだけで、家族に変わりはない」という。しかし、母親がこう強調すればするほど、りえにはある違和感が芽生えてくる。母の言葉をどんなに自分に言い聞かせてみても、自分の「生き方」を正当化する母親が、私に押しつけているという疑義がぬぐえないのだ。そうした思いを母に打ち明けたことはない。母は私の胸の内を知ってて「家族に変わりない」といいきかせるのだろうか。不快感とともにやり場のない寂しさが募る。正直つらい。

 表札の母親の名前は「山本ひろ子」。表札を見た同級生が口々に「離婚したのに同居している」「家庭内別居だ」。こうからかわれ続けている。説明も面倒で黙っているが、表札を見ると「どうして自分の家は他の家と違うのか」。こんな思いがこみ上げ、そのたびに母のいう「別姓でもきずなは変わらない」が独り善がりに思えてならない。娘には憂鬱で仕方ないのだ。

                 ◆◇◆

 自分も死にたいと、大山妙子は思った。四十数年連れ添った夫が先日、急逝した。夫と一人息子の幸太郎の3人で社員100人を抱える中小企業を切り盛りし、息子は立派な後継者に。安心して会社を任せるつもりだった。

 ところが、通夜の日、10代の子供を連れた女性が現れた。「この子は夫の子供だ」という。しかも「この子には息子と同額の遺産を相続する権利がある」と相続を迫ってきたのだ。

 別姓の改正民法には「非嫡出子差別の禁止」として不倫で生まれた子供も非嫡出子として財産を平等に与えるよう定めている。

 ショックだった。夫の子供なら、多少の遺産を渡すのはやむを得ないかもしれない。だが、息子は「十数年、父とともに汗を流し、会社をここまでにしたのに…。会社はどうなるんだ」と強く反発する。

 息子と同額の遺産を渡すには会社の株を渡して経営陣に参加させるか、わが家を売って現金を準備するしかないからだ。しかしわが家は銀行の担保下にあり、売り払うのも難しい。あの女性は「恨むなら、法律と国を恨みなさい」と言った。妙子は、血も涙もない法律を恨むしかなかった。(記事中の人物は実在しません)

                   ◇

 日本社会は結婚すると、夫婦が同姓となり支え合いながら生きていく。この大きな原則が脅かされている。婚外子差別や家族の多様性などさまざまな不都合や不満を背景にした「選択的夫婦別姓制度」が導入されつつあるのだ。推進者は制度のメリットを強調し、一部の希望者のみに認めるだけで、社会への影響は少ないと説明する。が、果たしてそうか。同姓家族と別姓家族が混在する社会が私たちに何をもたらすか。「未来予想」をしてみたい。

「普天間先延ばしなら、6月に議員辞職」下地氏(読売新聞)
5歳女児にわいせつ行為容疑=元幼稚園教諭を再逮捕−福岡県警(時事通信)
「普通の人」の犯罪防げ=万引き対策で初の会議−警察庁(時事通信)
与謝野氏、新党視野 倒閣へ執行部刷新迫る(産経新聞)
参院選で自民が松下氏ら2氏公認(産経新聞)
[PR]
# by 5wlpkuirt0 | 2010-03-09 12:24
 作詞家の阿木燿子さんとミュージシャンの宇崎竜童さん夫妻が作詞・作曲した新潟県長岡市立和島小学校(児童225人)の校歌の発表会が6日、同市小島谷の和島体育館で開かれた。

 和島小は昨年4月、島田小と桐島小が統合して誕生。阿木さんは、和島地域で晩年を過ごした江戸時代の僧・良寛のゆかりの地を訪ねるなど、同地域と交流もあることから、校歌作りの依頼を快諾。歌詞には児童らからの希望も取り入れ、「良寛さまの教え 今でも生きてる この学び舎(や)」などの言葉も入った。

 校歌は、1番、2番といった従来の形式ではなく、行進曲「威風堂々」の旋律に乗せた中間部が入り、保護者ら周囲の人も加わって合唱できる斬新な構成。作詞の阿木さんは「(子供たちと)共同制作ですね。元気よく歌って、いい思い出になってほしい」、作曲した宇崎さんは「こういう校歌はかつてないのでは。作らせてもらってありがとう」と話した。

 会場では、夫妻が主宰する合唱団「ひふみレインボー」による発表の後、児童や、集まった地域の人たちも参加して合唱が行われた。

<天皇陛下>内井昭蔵回顧展を鑑賞 世田谷美術館(毎日新聞)
高校無償化審議入り、「公私格差」が焦点に(読売新聞)
「夫に似ていて憎かった」奈良5歳児餓死で母親(読売新聞)
雑記帳 自腹で運転士に いすみ鉄道が募集(毎日新聞)
<参院予算委>外国人選挙権法案優先なら連立解消へ 亀井氏(毎日新聞)
[PR]
# by 5wlpkuirt0 | 2010-03-08 03:50
 沖縄県警豊見城署は27日、那覇空港で実弾が入った手荷物を預けようとしたとして、銃刀法違反(所持)容疑で逮捕した中日ドラゴンズ投手のマキシモ・ネルソン容疑者(27)を同容疑で送検。那覇地検は同日、釈放した。任意で捜査を続けるとみられる。
 ネルソン投手は26日、同空港の国内線旅客ターミナルで実弾1発の入ったバッグを所持していた疑いで現行犯逮捕された。 

【関連ニュース】
〔写真特集〕多発する銃犯罪
公判中の男2人に逮捕状=神戸の貴金属強盗
元警察官、発砲受け負傷=帰宅時に襲われる
邦人ギター製作者殺害される=男逮捕、金品奪う目的か
車内で男性死亡、拳銃自殺か=コインパーキングに2カ月

トヨタへの対応に偏り…公聴会(レスポンス)
首相動静(3月2日)(時事通信)
犬繁殖業者 狂犬病予防法違反容疑などで逮捕 兵庫県警(毎日新聞)
<職員の名誉棄損>教育心理学会の元理事長ら敗訴 東京地裁(毎日新聞)
ハワイ沖で実習の「宮城丸」無事 訓練中に津波観測(産経新聞)
[PR]
# by 5wlpkuirt0 | 2010-03-06 08:24
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、北沢俊美防衛相が米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)陸上部への移設案を評価したことを受け、閣僚からは26日、陸上案を巡る発言が相次いだ。

 国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相は26日の記者会見で、「ベターな選択として(沖縄)県民の負担を減らす方法だ」と陸上案の意義を強調。前原誠司沖縄・北方担当相は「主力ヘリは(垂直離着陸機MV22)オスプレイ。滑走路は1300〜1500メートルは要る」と指摘した。陸上案の滑走路の長さを巡っては、首相官邸で500メートル前後とする案が検討される一方、防衛省内で1500メートル前後が検討されている。

 政府・与党の沖縄基地問題検討委員会は3月上旬にも各委員から移設案を聴取する予定で、これを受けて政府案の絞り込みに入る。北沢氏は26日、検討委委員長の平野博文官房長官と会談し、「(検討委で)結論をできるだけ早く出してほしい」と要請。平野氏も「理解している」と応じ、移設案の技術的検証を自衛隊や米軍関係者が行うことで一致した。【仙石恭、横田愛】

【関連ニュース】
普天間移設:北沢防衛相「陸上案検討」認める
普天間移設:社民党、3案に 九州「私案」で対応
普天間問題:沖縄県議会の県内移設反対決議 社民党に勢い
普天間問題:沖縄「国外・県外移設」初の意見書可決
普天間移設:改めて県内移設の可能性示す 平野官房長官

「土地登記ミスで10倍課税」=差額支払い求め、男性提訴−新潟地裁(時事通信)
森元首相が不適切発言=長野で羽田元首相に関し(時事通信)
<タミフル販売>輸入代行業者ら薬事法違反容疑で再逮捕(毎日新聞)
博多の商店街で10店舗焼ける=通信障害も、けが人なし−福岡(時事通信)
医師地域偏在の実態を調査へ―厚労省医政局(医療介護CBニュース)
[PR]
# by 5wlpkuirt0 | 2010-03-04 16:52
 鉄道の写真を撮ろうとする愛好家「撮り鉄」が線路に入り込み電車を止める騒動が相次いだ。それほど夢中になるファンの心理とは−−。新幹線500系のぞみの運転が今月で終わる東京駅を訪ねた。【坂巻士朗】

【関連記事】迷惑鉄ちゃん:「あすか」目当てで線路侵入 1万人に影響

 ホームは26日正午過ぎ、カメラや携帯電話を構える約300人がひしめいていた。さくにカメラを据え付けている人もいる。「手すりから前に出ないで」「肩車はやめて」と、駅員が呼びかける。JR西日本が97年から運行する500系は、かつて営業運転で世界最速の時速300キロを出した。新大阪−博多間での「こだま」としての運転は続く。

 ◇ネットで写真公開

 高校、大学と鉄道研究部だった東京都渋谷区の筒井貴也さん(26)は、2台のカメラを持参していた。画像をiPod(アイポッド)に落として楽しんでいる。「500系は技術力とデザイン性を兼ね備えた新幹線。さよならを言いに来ました」

 インターネットの普及で、写真をネット上で公開し、撮影スポットや絞りの調整具合などを情報交換する愛好家が目立つ。いい写真を撮りたいという心理は強くなる一方だ。

 ◇「譲り合う声を初めて聞いた」

 この1週間で3回目の撮影となる文京区の介護職員、松室康子さん(24)。職場で「鉄子」と呼ばれ、写真は会員制交流サイト「ミクシィ」で公開している。08年11月に引退した新幹線0系を撮りに岡山まで出向いたこともあり、「動き出した途端、日常を置き去りにしてくれるような感覚になる新幹線が好き」という。「今日は『どうぞ』と譲り合う声を初めて聞いた。騒動があったからかな」

 「騒動」が起きたのは今月14日。JR関西線河内(かわち)堅上(かたかみ)駅(大阪府柏原市)近くで、臨時のお座敷列車「あすか」の写真を撮るために10人ほどが線路に侵入し、上下線19本が運休した。

 JR西日本は警察に被害届を出した。「鉄道ファンの立ち入りで被害を申告したケースは記憶にない」(同社広報部)。大阪府警は鉄道営業法違反容疑で実況見分、捜査を続けている。

 JR東海道線草津駅(滋賀県草津市)でも20日、「あすか」目当ての人が線路内に立ち入り、上下線5本が最大で10分遅れた。

 ◇「マナー守らない人がいる」

 「断固として立件すべきだ」とは、東京駅で500系を撮影していた千葉県白井市の会社員、金子典之さん(49)。「もう40年近く撮影しているが、デジタルカメラが普及したからか、最近は撮影する人が多く、マナーを守らない人もいる。運転士めがけフラッシュをたいたり、動いている車両に近付いたり」

 鉄道評論家、川島令三さんによると、筋金入りの鉄道愛好家は全国で5万人と推定されるという。「案内放送を録音したり、線路の配線図をつくったり。最も多いのは撮影を楽しむ人でしょう」

 毎月数百件の写真投稿がある月刊誌「鉄道ファン」。相次ぐ列車妨害を憂い、ホームページに注意を促すメッセージを載せた。今後は、撮影マナーの記事を企画している。川島さんは「ファンは『鉄道のことを最も知っているのは自分だ』と思い込みがち。何をしても許される、というように、気持ちを膨張させてしまったのかもしれない。現場で声を掛け合えば、トラブルは減らせるはずだ」と指摘する。

【関連ニュース】
鉄道マニア:線路内立ち入りで大阪府警が実況見分
【写真特集】日本の鉄道
【写真特集】新幹線図鑑
【写真特集】日本の路面電車

<堺市議会>副市長の民間起用は断念 局長2氏選任に同意(毎日新聞)
普天間問題 社民・福島党首、2月取りまとめに難色 平野氏は反論(産経新聞)
「幹事長として選挙に勝つ」=民主・小沢氏、続投の意向強調(時事通信)
広島県道400号藤尾井関線
笠間書院
[PR]
# by 5wlpkuirt0 | 2010-03-03 07:50